ひらく*つくる*暮らす

人生とは、自分でいくつもの扉をひらき、こつこつとつくりあげていくもの。イタリアと鳥取に住まうアラ還国際婚夫婦が、幸せになるヒントを追求&発信するblogです

【イタリアのニッチな歩き方:ベネチアの高潮】

【イタリアのニッチな歩き方:ベネチアの高潮】*****************https://www.afpbb.com/articles/-/3255068?pid=21852880【11月16日 AFP】イタリア・ベネチア(Venice)で15日、新たに異例の高潮が発生し、ルイジ・ブルニャーロ(Luigi Brugnaro)市長はサ…

【イタリアのニッチな歩き方:飛行機チケットのキャンセル】

【イタリアのニッチな歩き方:飛行機チケットのキャンセル】 今、Fabに新たな問題が発生中です。飛行機のチケットに関する問題です。Fabはイタリアと日本を年に4~5往復するため、約半年前から格安のチケット(往復およそ7万円くらいで、キャンセル不可)…

【イタリアのニッチな歩き方】テレビ税

【イタリアのニッチな歩き方】テレビ税 イタリアには、《テレビ税》というのがあるそうです。日本でいうならNHK受信料のようなものかな・・・と思いきやちょっと違うよう。イタリア国営放送の受信サービスを受けるための料金というより、《放送受信が可能なテレ…

【イタリアのニッチな歩き方】ピノッキオ

『ピノッキオ』は、日本でもよく知られたお話ですが、この物語はイタリア生まれだったことをご存じでしたか?突然、なぜピノッキオ?と思われたことでしょう。事の発端は、先日、車を運転していると、Fabが「あの日産車の名前は《pino》っていうんだ。《pino…

【絵本をつくる】「私家版」自費出版の方法

(5)「私家版」自費出版の方法 退職された何人の方(恩師の方々)から、これまでのご自身の人生を振り返っての自費出版本をいただきました。今、改めてその本を手にとって読んでみると、仕事でのお付き合いではわからなかったお人柄や豊かな生き方に触れる…

【私ブランド《PIACERE Piccolo》】紬のコートドレス

新古品の和服(紬/正絹)を使用して、コートドレスを仕立てました。 紬はある程度の厚みと張り感のある風合いの良い素材です。 草木染めによる上品な小豆色の地色は、今の季節にピッタリ。 スカート部は、反物幅いっぱいに8枚はぎで作っていますので、裾に…

【つくる】本格始動!私ブランド《PIACERE Piccolo》

13.本格始動!私ブランド《PIACERE Piccolo》 退職後、手芸や服作りを楽しんできましたが、本格的に、私ブランド《PIACERE Piccolo》(=小さな楽しみ)をインターネット上に立ち上げることにしました。自分のデザインの市場評価を知るため、手始めに「ヤフ…

【絵本をつくる】文芸社「えほん大賞」選考もれのその後

(4)文芸社「えほん大賞」&選考もれのその後 ・・・と、これまでの思いを書いてきましたが、文芸社が実施する「えほん大賞」コンテストと、その後の経過について記録しておきます。********************************4月20日:コンテスト締め切り6月末:結果…

【絵本をつくる】作品のクオリティを問う

(3)自分の熱い想いに酔わず、作品のクオリティを自問自答する 作品ができると嬉しくて、そして「なかなかの出来じゃない?」・・・と自分で悦に入るのが人間の心情というもの。かく言う私も同類です。それでコンテストに応募したら入賞するかも・・・とか、出版…

【絵本をつくる】なぜ出版したいのか?

(2)なぜ、絵本を出版したいのか?―自問自答してみる さて、《絵本をつくりたい》(絵本に思いを込めて表現したい何かがある)というふつふつとした思いはあるとして、《絵本を世に出したい!出版したい!》と思うのはなぜでしょうか? ・・・ということを、…

【絵本をつくる】

《絵本をつくりたい、絵本を出版したい、絵本作家になりたい》という人は世の中にごまんといるようで、私もその一人です。作品のアイディアを温めたり、執筆しながら、どのようにすれば実現できるのか、きっと皆さん模索されていることと思います。ここでは…

【つくる】「銘仙」でつくる

12.銘仙のワンピース+ストール 銘仙の着物と端布で、ノースリーブのワンピースとストールを作りました。着物は、かなり着込まれた古いもので、変色や破れを考慮すると、袖のあるものは作れそうにありませんでした。また、残布でストールを作るにしても長さ…

『日本人の背中』(井形慶子)集英社文庫

(4)男性天国にみえて、じつはかかあ天下 日本では、女性の労働力率は、いわゆるM字カーブを描く(結婚・出産期に当たる年代に一旦低下し,育児が落ち着いた時期に再び上昇する)ことが知られています。ただ、近年では、M字の谷の部分が浅くなってきてい…

『日本人の背中』(井形慶子)集英社文庫

(3)日本食は究極のヘルシーフード Fabに言わせれば、今、イタリアは日本ブームなのだそうです。特に、「ヘルシーな日本食」がブームになっているとか。Fabは、日本に滞在すると、大体数ヶ月で体重が3kgほど落ちます。逆に、イタリアに帰国して数週間滞在…

『日本人の背中』(井形慶子)集英社文庫

(2)まじめ、清潔、勤勉な日本人****(本文)********************** まじめ、清潔、勤勉とされる日本人は、アメックスカードのように海外で信用が高く、留学生ですら、ホームステイさせたいナンバーワンという評価をされています。かつてオーストラリアの…

『日本人の背中』(井形慶子)集英社文庫

◆7.『日本人の背中』(井形慶子)集英社文庫(1)はじめに 私の世界への憧れは、子どもの頃は兼高かおるさんのテレビ番組「世界の旅」で、そして、大人になってから実際に世界へ出かける背中を押してくれたのが、井形慶子さん(1959生まれ)の本を読んだ…

【つくる】「紬」でつくる

11.紬でつくる③:完成!ドレスでおでかけ 作り始めると、最後まで仕上げないと気になって仕方がないので、結局、パターン引きから3日間で完成しました。ちょっとした外出に気軽に羽織れます。ベルトをしないでブローチで前を止めればゆったりとしたサック…

【つくる】「紬」でつくる

10.紬でつくる② 購入した紬の柄に似合うデザインとは・・・気軽に羽織れる薄手のコート?長めのトップス?ワンピースドレス?・・・いくつかのソーイング本を眺めながら、写真にあるようなトップス(前丈よりも後丈の方が長くなっているゆったりとしたデザイン)…

【つくる】「紬」でつくる

9.「紬」でつくる① 鳥取にある「オフハウス」で、古い紬の反物を見つけました(なんと1000円!)。着物のリメイクするとき、古い着物を買うと、それをすべてほどいて、手洗い、乾燥、アイロンをかけてようやく一枚の布になります。しかも、よく着込まれた…

【つくる】ステンドグラス

8.ステンドグラス;和風ランプ 3つ目の作品が、和風のテーブルランプです。平板から立体のステンドグラスへの挑戦です。初めての立体作品ということもあって、シンプルなデザインで制作することになりました。大正ロマン風を意識してデザインし、昼間は障…

【つくる】ステンドグラス

7.ステンドグラス;蝶のランプ 次なる作品が、この蝶の平板ステンドグラスのランプです。もちろん、デザインはオリジナル。2作目にしては結構込み入ったもので、カーブも多い(初心者でガラスを曲線で切るというのは、言うまでもなく非常に難しいのです)…

【つくる】ステンドグラス

6.ステンドグラス(はじめての作品) 今から10年ほど前、岡山市でくらしていた頃、ステンドグラス教室に通っていました。これは、一番最初の作品です。A5サイズ程度のものですが、「単純なデザインで作ってみましょう」ということでデザインしました。ガ…

【イタリアの男と女の物語】

性的犯罪に対する女性の自己防衛啓発ポスター(ベニスにて) (1)口説き上手なイタリア男 昨日、テレビで、自分にネガティブなイメージを持っている女性が、50日間環境の違う生活をするとどれだけ表情が変わるか・・というマツコデラックスの実験番組がありまし…

イタリアのニッチな歩き方:西洋西占術

【イタリアのニッチな歩き方:西洋西占術】 みなさんは、占いを信じる方ですか?星座占いは、女性向け雑誌のコラムに載っていたり、朝のテレビ番組などでも取り上げられていますよね。信じなくてもついつい見てしまう、ちょっと気にしてしまうのが占いなので…

【健康・美容】ネイチャーサウンド

11.「ネイチャーサウンド」でリラックス 10年ほどまえ、100円ショップで「ネイチャーサウンド・ヒーリング:森林のドラマ」というCDを見つけて購入しました。これは単純に森の中の音:小川のせせらぎ、小鳥の鳴き声や羽ばたく音、虫の音、木の葉や草がそよ…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)幻冬舎

(10)「自分が立ちうる場所に感謝する」****(本文)********************** 私には、50年来、手元に置いている書があります。「わが立つそま」文学の上で、この言葉は、自分が立ちうる場所、自分が立っている場所を意味します。 「そま」は、漢字で「杣」…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)幻冬舎

(9)「過去を見る自分の目に変化が生まれる」****(本文)********************** 達観するようになったというのは、歳をとって得たものの一つだと思います。若いうちはいくら客観視していたつもりでも、自らがその渦中にいますから、ものごとを客観的に見…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)幻冬舎

(8)「いい加減はすばらしい」****(本文)********************** 日本人は、なにかあると「いい加減にしておきなさい」と言います。・・(中略)・・「いい加減」は、すばらしい心の持ち方だと思います。ほどほどに余裕を残し、決定的なことはしない。日本文…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)幻冬舎

(7)「よき友は、自分のなかで生きている」②志****(本文)********************** 志ある友は、友であることが誇らしい気持ちになる。物くれる友は、やはりありがたいけれど。(pp.134-138)************************** 人とのつきあいで、誰にでも、時折…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)幻冬舎

(6)「よき友は、自分のなかで生きている」①物(モノ)****(本文)********************** 志ある友は、友であることが誇らしい気持ちになる。物くれる友は、やはりありがたいけれど。(pp.134-138)************************************* 日本には、《…