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人生とは、自分でいくつもの扉をひらき、こつこつとつくりあげていくもの。イタリアと鳥取に住まうアラ還国際婚夫婦が、幸せになるヒントを追求&発信するblogです

【つくる】本格始動!私ブランド《PIACERE Piccolo》

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13.本格始動!私ブランド《PIACERE Piccolo》
 退職後、手芸や服作りを楽しんできましたが、本格的に、私ブランド《PIACERE Piccolo》(=小さな楽しみ)をインターネット上に立ち上げることにしました。自分のデザインの市場評価を知るため、手始めに「ヤフーオークション」(fukudaduly)に出品することにしました(この週末にアップ予定)。
 中学生の頃、将来の夢として抱いていたことは、洋服のデザイナー、宝塚スター(男優)が上位でした。宝塚スターは背が低い+バレエなどしていないことでまず持って無理なので(一応は親に相談しました)ファンで終わりましたが、洋服デザイナーについては、デザイン帳にあれこれ描き溜めてわくわくしていたのを思い出します。それは、中学生時代、すばらしい家庭科の先生に恵まれて自分のデザインしたワンピースを作らせて頂いた(パターン引きから)ことがきっかけでした。それが今の原点です。
 ブランドのコンセプトは、基本的には着物(正絹)のリメイクとし、《シック&個性+エシカル》です。《シック&個性》は、流行に捕らわれないベーシックでシンプルなデザインで、だからこそ幾通りもの着方ができることを目指しています(例:コートとして着られるばかりでなくワンピースとして)。そして、ストール使いでさらに多様なアレンジができること、そして、小物の配色づかいによってさらにその幅を広げます。つまり、一着で、まるで数着の服を持っているかのような働きをする服づくりを目指しています。箪笥の肥やしあるいは捨てられる運命にある古布に命を吹き込み、長く、しっかりと着る・・そんな《エシカル(人と地球にやさしい)》なブランドです。お洒落なフランス女性は服を沢山持たずに10着で着こなすそうですが、そんなブランドとして育てていけるといいなと思います。
 ただ、価格設定が問題です。着物を仕入れ、解き、洗い、アイロンをかけ、デザインし、パターンを引き、縫い上げる過程は少なくとも3日かかります。着物の仕入れ価格(もちろん安くない)+3日間の労賃を考えると3万円以上でなければ割に合いませんが、そんな値段で売れるはずもありません(Fabは30000円以下では売るべきでないといいますが・・・)。とにかく、オークションは10000円くらいから開始することにしました。まずは挑戦です。「明るい配色を取り入れたデザインは、もしかするとイタリアで販売する方がよいのかもしれないなぁ」ということで、Fabの弟のパートナー(ファッションショップ経営)に、次回渡航した際に相談してみることにしています。イタリアで販売か~叶うといいなぁ。