ひらく*つくる*暮らす

人生とは、自分でいくつもの扉をひらき、こつこつとつくりあげていくもの。イタリアと鳥取に住まうアラ還国際婚夫婦が、幸せになるヒントを追求&発信するblogです

【つくる】「紬」でつくる

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10.紬でつくる②

 購入した紬の柄に似合うデザインとは・・・気軽に羽織れる薄手のコート?長めのトップス?ワンピースドレス?・・・いくつかのソーイング本を眺めながら、写真にあるようなトップス(前丈よりも後丈の方が長くなっているゆったりとしたデザイン)を元に作ることにしました。ただ、このパータン通りに前を縫い止めてしまうと羽織モノとしては着られません。それに世界に一つの品であれば、お洒落にも着こなしたいから、ワンピースドレスとしても使えるようにしたい!・・・と、基本の型は決まったものの欲がどんどん出てきます。それを満たすデザインとは?
 結局、前あきとして少々デザイン変更。気軽に羽織るときはそのまま引っかけて出かける。ボタンはやぼったくなるのでつけない。ドレスとして着こなすときは取り外し可能の補助ベルトで叩けないようにして、太めの革ベルトでウエストをマークすることにしました。そして、オーダーメイドならではの個性をだすために、台襟と襟裏、右見頃の見返しにオレンジ色の絹地を配色しました。既製品では決してあり得ないデザインで、しかも絹100%素材。さあ、仕上がりに乞うご期待!

参考:ミセススタイルブック 夏のおしゃれ手帳2019(文化出版局