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人生とは、自分でいくつもの扉をひらき、こつこつとつくりあげていくもの。イタリアと鳥取に住まうアラ還国際婚夫婦が、幸せになるヒントを追求&発信するblogです

イタリアのニッチな歩き方:お土産編

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〔スーパーの野菜・惣菜等売り場&レジ〕

 イタリア旅行のお土産といえば、オリーブオイル、ワイン、パスタ、チョコレート、はちみつ。ここでは、イタリア人おすすめのお土産と買い方をレポートします。本物志向&無駄金を払わないイタリア人ならではお得な情報です。

[1]スーパー・コンビニの活用術
*****【買い物の鉄則】*********************************************************
 POINT1.スーパー・コンビニを利用しよう
 POINT2.土産物屋・空港のショップでの買い物は割高(最小限に)
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 海外旅行に何度か行かれた方はお感じかと思いますが、お土産屋さんで買うのはやはり割高になってしまいます。確かに美しいパッケージで、いかにも《●●の旅行土産》とひと目でわかる商品が並んでいますが、見方を変えれば、割高なのはそのパッケージ代にお金を払っているともいえるでしょう。身近な家族や親しい友人へのお土産であれば、外見よりも中身を重視したお土産でもよいのでは?飾らない品物は、逆に、その地の暮らしの香が感じられたり、どこでどうやって買ったなど《土産話》に花が咲くように思います。
 では、「どこで買えばいいの?」ということですが、もし、旅行で自由時間があればスーパーやコンビニを探してみて下さい(Conad,Coopなど)。オリーブオイル、ワイン、パスタ、チョコレート・・・は、イタリア人の日常で欠かせない食品ですから、小さなスーパーでもリーズナブルな価格で売られています。ただ、日本のように大きな看板がでていなかったり入口があまり大きくなくて、なんとなく入りにくい雰囲気で(盗難防止のため、出入口にゲートが設置されていたりします)ためらわれるかもしれませんが、そこは勇気を出して。
 スーパーやコンビニに入ってしまえば、イタリア人の暮らしの一部に踏み込んだも同じ。食料品や日常品から日々の暮らしを垣間見ることができます。もしかすると、観光地よりも面白みのある場所かもしれません。きっとあっという間に時間が過ぎてしまうことでしょう。ただ、スーパー等で買い物をするときには、以下の点には気をつけてくださいね。


*****【スーパー・コンビニでの注意点】**************************************
 POINT1.むやみに商品を手に取らない
     (特に、野菜・果物を素手でさわらないこと!)
 POINT2.レジではあいさつをしよう
 POINT3.レジ袋は有料です

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 日本では、商品を手にとって品定めをするのは当たり前ですが、イタリアではそうではないようです。特に、野菜や果物は店内でも入口近くに配置されており、その珍しさについつい手に取ってみたくなるのですが、これは厳禁!野菜売り場の近くには必ずビニール手袋が置いてあるので、それを使って下さい。ただ、買わないときは見て楽しむくらいにしておくのが無難かと思います。
 レジでは、買い物カゴから商品を出してレジ台に置きます(前後の人と商品が交じらないように仕切りバーを使ってくださいね)。そうすると、レジ打ちをしてくれます。

 そうそう、イタリアではレジ袋は有料です(約5~10セント)。袋がいるときは、レジで順番が来たときに、「Una busta, per favore. (袋を1枚ください)」と言えば大丈夫。もし、店員さんが先に「Busta?(袋は?)」と聞いてくれた時は、「Si,grazie.(はい、お願いします)」または「No,grazie.(いいえ、いりません)」と応えましょう。袋が複数枚ほしい時は、指で数を示せばわかってもらえます。また、持参した袋があるときは、それを見せるといいでしょう。
 レジ打ちの後は、自分で袋詰めをして買い物終了です。イタリア人は、日本人とは違って、顔見知りでない人に対しては意外と無愛想です。ニコリともしなければ目を合わそうとしない場合も普通にありますので、あまり気にしないで。逆に、レジでは少し大きな声で「Buongiorno!(こんにちは)」「Grazie,arrivederci!(ありがとう、さようなら)」とニッコリ微笑んで言うと、態度を和らげてくれることも多いです。何事もチャレンジあるのみ!