ひらく*つくる*暮らす

人生とは、自分でいくつもの扉をひらき、こつこつとつくりあげていくもの。イタリアと鳥取に住まうアラ還国際婚夫婦が、幸せになるヒントを追求&発信するblogです

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)

(5)「百歳はこの世の治外法権」 Fabが日本に来たとき、とても奇異に感じたことは、日本人のほとんどが一人で行動していることだそうです。そう言われれば、街を歩いている人々の多くは一人ですし、レストランやカェで一人で飲食をすることはごく一般的な…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)幻冬舎

(4)「なにかに夢中になる」 今、私が夢中になっていることといえば、《ものを創作する》ということです。一つは、ハンドメイド。もう一つは童話や絵本のストーリーを書くことです。30代の頃、地域で起こった大水害をもとに、大学生や地域の人たちと一緒に…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)幻冬舎

(3)「あなたの人生を枠におさめない」 「もう歳だから・・・」という言葉は、男性よりも女性の方がよく使っているのではないでしょうか。また、《他者からどう見られているのか》、常に他者からの評価が気になる、体裁を気にする人ほど、この言葉を使ってい…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)

(2)「気楽なものと頼れるもの」 退職してから、しばしば森を歩くようになりました。そこでは、日常とは違う時間、空気、価値でなりたっているように感じます。そして、その見えない流れや波動が、自分もまた自然の一部であること、そこへ身を委ねることへ…

『103歳になってわかったこと』(篠田桃紅)

(1)「自分の心が、ほどほどを決める」 篠田桃紅(シノダトウコウ)さんは、現在、106歳になられる水墨抽象画やエッセイを書かれる凜としてとても美しい方です。生涯独身を貫き、今も現役で活躍されています。東京の本屋さんで、ふと、この本を手にとって…

【つくる】編込みニット帽

5.編み込み模様のニット帽 まだまだ気温の高い日がありますが、夜や朝はすっかり秋を感じるようになりました。毎日、朝5時には犬の散歩に出かけます(彼は4時半から起きていて、こちらが起きてくるのを待っています。遅くなると控えめに《ウッフ、ウッフ…

【つくる―ハンドメイドを楽しむ】

4.刺しゅう① 刺しゅうを初めてしたのは、小学校5年生のとき。手芸クラブで先生が教えてくださいました。刺しゅうの枠、刺しゅう針、刺しゅう糸を買って、淡い黄緑色の布地にフランス人形の刺繍をしてブックカバーを作ったのを今でも覚えています。それが…

【健康・美容】老化防止に「黒米」!

10.老化防止に「黒米」! 今日は、古代米「黒米」について。黒米もamazonにで購入しました。全国の特産品をカンタンに検索できて買える・・・、本当に便利な時代になりました。*岩手県産黒米1kg 1680円【使用方法】 ①いつものように、お米を研いで水加減をす…

【健康・美容】美肌に「にがり温泉」

9.美肌に「にがり温泉」 豆腐を家で作ったときに、ペットボトル入りの「にがり」を買いました。「にがり」は、海水を煮詰めて作られ、その主成分は、塩化マグネシウムです。豆腐をそんなに頻繁に作るわけでもないので、「にがり」に別の使い道がないか調べ…

【健康・美容】美肌に「はと麦」!

8.美肌に「はと麦」! 本日、「はと麦」が届きました。我が家の主食は、《押麦:白米=1:1》なのですが、それに、はと麦や黒米を混ぜた主食にしようと計画中です。麦だけだと見た目がよくなく美味しくないとか言われますが、私自身は押麦100%でも全く…

【健康・美容】人生100年時代:「きくち体操」って知ってますか?

7.「きくち体操」って知ってますか? 「私達の体は、最期まで歩けるようにできているんです」という菊池和子さん(昭和9年生まれ)。雑誌『ハルメク』での連載が火種となって、中高齢女性の間で密かにブームになっている体操です。 体操そのものもそうです…

6.人生100年時代と「自分の生きる世界」 人生100年時代といわれるようになりました。厚生労働省によれば、2017年の高齢者調査で100歳以上の高齢者は全国で6万7824人、20年間で6.7倍も増えたのだそうです。その上位は西日本の県が多く、5年間トップを走っ…

【健康・美容】加齢痛予防に「ニッピコラーゲン」

5.加齢痛予防に「ニッピコラーゲン」! 五十肩の痛みと不自由さがやや緩和してきた頃、関節に伴う痛みはいわゆる《加齢痛》なんだよな・・・と認識し始めました。自分では、そんなに歳をとった気はしないけれど、客観的に50代半ばといえば、四捨五入すれば60…

【健康・美容】《おばさん肩》に『ゼロトレ』

4.《おばさん肩》に『ゼロトレ』! 肩が水平よりも上にあがるようになってから、《A:痛くない整体》の先生から、「家でも簡単なリハビリ体操を毎日しましょう」と言われました。そうなんですよね。もともと、体を動かさないから(仕事が忙しい、疲れた、…

【健康・美容】五十肩vsマッサージ

3.五十肩vsマッサージ(Aタイプ&Bタイプ) 仕事をしていた頃、体の至るところが不調でした。腰痛は、中学生の頃の砲丸投げで傷めたことから始まり、若い頃から時折ぎっくり腰に悩まされていました。それに40代の頃、片道60kmを自動車で通勤をしたのが原因…

【健康・美容】五十肩vs「リョウシンJV錠」

2.加齢痛(五十肩)に「リョウシンJV錠」は効かなかった話 50歳を過ぎてから、《若い頃から運動習慣がないことが一番の原因》だとわかっているのですが、毎日のデスクワークでの痛いくらいの肩こり(ここからくる頭痛とめまい)、腰痛、股関節痛、それに膝…

【健康・美容】アレルギーの季節到来!顔のかさかさ・かゆみを和らげる方法

1.顔のかさかさ・かゆみにスチームが効く! 季節性アレルギーをお持ちの方、先週からなんとなく怪しくなってきた気がしませんか?私のアレルギー症状がでる季節は、春(2月末~5月)そして秋(9月下旬~11月)です。主な症状は、目のかゆみ(眼球、まぶ…

つくる―ハンドメイドを楽しむ(着物リメイク)

3.男物の羽裏で作ったトップス アンティーク着物を見ていると、女性の羽織は表柄がとても華やかなのに対し、男物は裏地にとても凝っています。見えないお洒落を楽しんだ「粋」な男達の想いが伝わってくるようです。ということで、男物の羽裏をいくつかまと…

つくる―ハンドメイドを楽しむ(着物リメイク)

2.手描き友禅で作ったトップス 「1」で紹介した型紙をもとに、手描き友禅(シルク)の生地で作ったトップスです。この着物は新古品(ほぼ新品)で汚れのない、とても状態のよいのものでした。手描き友禅の模様をどのように出すのがよいかと悩みながら、こ…

つくる―ハンドメイドを楽しむ(着物リメイク)

〔製作途中でボディにきせてデザインをしていきます〕 1.着物とスカーフで作ったトップス 写真は、ブルーグレイのシルクの着物地(花柄の刺繍がポイント)とスカーフを使って作ったトップスです。この着物地はインターネットで購入した中古着物なのですが…

つくる―ハンドメイドを楽しむ

〔この作品は、お宮参り用のおくるみとして北海道へ旅立ちました〕 1.はじめに-手仕事の楽しみ- 仕事を早めにリタイアして、まず無心に始めたのが「つくる」ことでした。そういえば、手芸や裁縫が自分の一番の趣味だったなぁ。。。と改めて実感。なんた…

『人生はニャンとかなる!』(水野敬也、長沼直樹著)

〔イタリアのトリノは”魔術の街”って知ってましたか?〕 (2)「無理してでも旅に出よう!」・ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの政治家):「旅は真正な知識の偉大な泉である」・アーシュラー・K・ルーグウィン(米国のファンタジー作家):「自己探求…

心に響く言葉:『人生はニャンとかなる!』 

◆5.『人生はニャンとかなる!』(水野敬也、長沼直樹著) 本屋さんで、タイトルのおもしろさに引かれて手に取ってみました。中身は・・というと、68テーマについて書かれているのですが、これがまた面白いテーマばかりで、なるほどとうなってしまいます。「…

イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS(7)

(7)正統派STREET ARTS:大道芸人 イタリアでは中心市街地を歩いていると、ちょっとした広場で大道芸人のパフォーマンスを楽しむことができます。凝った服装で何種類ものジャグリングを次々にこなすプロのパフォーマーであったり、銅像だと思って何気なく…

イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS(6)

(6)正統派STREET ARTS:店先ディスプレイ この3つの写真は、フィレンツェ旧市街の店先に飾られたものですが、何のお店がわかりますか? 左から、婦人服のお店、八百屋さん、雑貨屋さんです。こんな素敵なディスプレイがあったら、ついついお店の中をのぞ…

イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS(5)

(5)正統派STREET ARTS:街角のディスプレイ(自転車編) さあ、今度は落書きARTSを脱して、街角で見つけた正統派日常ARTSに移りましょう。これらの写真は、フィレンツェの旧市街地の路地で見つけた「自転車と花」のディスプレイです。道幅は、およそ一台…

イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS(4)

(4)許されざる悲しい落書き さまざまな落書きを紹介してきましたが、しかしながら、やはり落書きは許されざる行為であることには違いありません。「壁へのペイントであるなら塗りつぶしてしまえばいいのだから・・・」という理由も成り立つはずもありません…

イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS(3)

(3)可愛すぎる落書き さて、《落書きは絶対にダメ!》と思っていても、ついつい顔がほころんでしまうような可愛らしい落書きに出会うこともしばしば。落書きにしては丁寧に描かれていて、絵への愛情すら感じられてしまうタイプのものです。ついつい写真に…

イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS(2)

(2)ストーリー性のある落書き 街を歩いていると、「あれ?これさっきもみたような・・・」という明らかに同人物が描いたであろう落書きに出会います。同じ場所に連続して描いているのではなく、何ブロックも離れた場所、しかも結構小さな路地(メイン通りで…

イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS(1)

【イタリアのニッチな歩き方:STREET ARTS】 (1)はじめに:落書きの見方 イタリアを初めて訪れたとき、WOW!とまず驚いたのがSTREETの壁という壁に描かれた落書きです。日本のテレビで紹介されたイタリアは、古い建物の美しさ、街の至る所でみられる彫刻…